歯科口腔外科の紹介

口腔、顎、顔面ならびにその隣接組織に現れる先天性および後天性の疾患を扱う診療科です。


当科では

1.有病者歯科治療

2.口腔外科処置

3.当院入院患者への歯科対応

を中心に診療を行なっております。

年々紹介率、受診率は増加傾向にあり虫歯治療や義歯作製などの一般歯科治療にあたり、かかりつけの歯科医院がある場合や全身疾患を伴わない患者さんの場合は一般歯科医院を受診して頂くよう御説明する場合があります。

当科治療後はかかりつけ医での継続的な管理をお願いしております。ご理解下さいますようお願い致します。


血液検査、画像検査(CT、MRI、超音波検査、核医学検査)など必要に応じて検査を行えます。全身疾患を有する方は当院各科と連携をとり診療を行います。

抜歯に対して恐怖心が非常に強い方等は短期入院(通常3泊4日〜)で全身麻酔下に手術を行うことも可能です。


対象疾患

*歯牙疾患(親知らず・埋伏歯・過剰歯・有病者の抜歯など)

*炎症性疾患(歯性感染症を中心、唾液腺炎など)

*顎関節疾患(顎関節脱臼、顎関節症など)

*外傷(口腔内裂傷、歯牙脱臼、歯槽骨・顎骨骨折など)

*嚢胞(顎骨嚢胞、粘液嚢胞など軟組織に生じた嚢胞)

*腫瘍(良性腫瘍の加療、悪性腫瘍の診断)

*粘膜疾患(難治性口内炎、白板症、口腔扁平苔癬、口腔粘膜炎など)

*神経疾患(舌痛症、非歯原性疼痛など)

*その他(口腔乾燥症など)


なお当科は予約制となっております。

(緊急性のない抜歯など外科処置は、初診での診察の後、予約にて後日行なっております。)


また当科は日本大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科系歯科口腔外科学分野の関連施設となっており、連携して診療を行なっております。