先輩の声 -看護部-

6病棟 看護主任 2017年入職

 私が看護師になったきっかけは、母親が看護師をしていた影響があると思います。小さい頃から母の勤務先に遊びに行き「看護師さん」と呼ばれている母の姿を見ながら成長していました。夜間、職場に行く母に対して行かないでほしいと泣きながら引き止めていたこともありました。元々、看護師志望ではなかったですが進路を考える上で身近な存在であった看護の道に進んでいました。

 青森新都市病院への転職前は神奈川県横浜市にある大学病院に3年間勤務し、循環器センターへ配属となり経験を積みました。新人時代は辛いことが多々ありましたが、循環器急性期看護を学び自信につながりました。

 実際に看護師として求められるのは疾患の知識、治療や正確な看護技術、コミュニケーション能力など様々です。また、患者さんの体位交換や清潔ケア、日勤夜勤の変則勤務は体力的に辛く、患者さんの人生最後に関わる場面もあり精神的に落ち込むこともあります。しかし、患者さんやご家族に「あなたが担当看護師でよかった」「ありがとう」という言葉を掛けていただけた時、喜びを実感しやりがいにつながっていると感じます。

手術室 看護師 2017年入職

 青森新都市病院手術室では、「1作業1声出し」「毎日ありがとう」というスローガンをかかげ、看護師だけではなく医師や多職種とも声を掛け合って、日々業務を行っています。

 私は手術室での経験が7年目になりますが、今まで規模の大きい病院で働いていました。8人という少ないメンバーで大変だと感じるときはありますが、少ない人数だからこそ団結してできている部分が多いと感じています。業務で疲れた時も、休憩中はアットホームな雰囲気で過ごすことができ、オンオフの切り替えがしやすい環境だと思います。

 手術室での仕事はよく「ドラマみたい」と言われますが、ドラマでは分からない裏側の部分が多いです。手術という非日常的な出来事を患者さまとそのご家族が少しでも安心して過ごせるよう、スタッフ一丸となって成長していきたいと考えています。

救急・高度治療室 看護師 2019年入職

 私は、新卒で青森新都市病院に就職し、4月から救急・高度治療室という部署で働いています。まだ新しい病院なので、入職前は「新卒で入職して看護技術が身につくのかな。」という心配がありました。実際に働いてみると、勉強会や研修が開催されたり、日々の業務の中でも先輩方からの丁寧な指導やアドバイスを受けることができ、少しずつ知識や看護技術が身についてきていることを実感しています。

 救急・高度治療室には、緊急入院の患者さまや一般病棟で状態が悪化した患者さま、手術後で全身状態の管理が必要な患者さまなどが入院されます。疾患が限定されないので、さまざまな疾患を持つ患者さまとの出会いがあります。

 救急・高度治療室での入院は短期間ですが、ひとりの患者さまと関わる時間を多く持つことができるので、疾患への理解が深まり、個別性に沿った看護の提供をすることができます。また、状態が変化しやすい患者さまが多いため、常に「なぜだろう?」と疑問を持ち、その疑問と客観的な情報を合わせてアセスメントすることも心掛けています。

 今は、職場の環境にも少しずつ慣れ、休みの日には美味しいものを食べに出かけてリフレッシュしています。大変なこともありますが、それ以上に患者さまやご家族の方からの感謝の言葉など嬉しいことがたくさんあります!

 就職先に迷っている方はインターンシップに参加して、ぜひ職場の雰囲気を体感してみてください。